国代表から警察へ…『グッドボーイ』パク・ボゴムの華麗な変身と話題の“あの車”とは？

韓国の夏を熱くする『グッドボーイ』の登場

皆さんはご存じですか？2025年夏、JTBCの土日ドラマ『グッドボーイ』が韓国中の話題をさらっています。暑さと梅雨が重なるこの季節、週末の夜をさらに熱く盛り上げているのがこの作品。元国家代表のメダリストたちが警察官として新たな人生に挑むという斬新な設定と、パク・ボゴム、キム・ソヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンイ、ホ・ソンテといった豪華キャストが大きな注目を集めています。
ストーリーは、スポーツ界で名を馳せた彼らが、現実の厳しさや葛藤を乗り越え、警察として正義を追求する青春アクション。視聴率も初回から好調で、SNSやコミュニティでは毎週熱い議論が繰り広げられています。

パク・ボゴムの新境地とキャストの化学反応

主演のパク・ボゴムは、国際大会で金メダルを獲得したボクサーから警察官へと転身したユン・ドンジュ役を熱演。これまでの柔らかなイメージを一新し、体当たりのアクションと強い信念を持つキャラクターで新たな魅力を発揮しています。キム・ソヒョン演じるジ・ハンナは射撃の金メダリストで、完璧なビジュアルと実力を兼ね備えた警察官。二人の息の合った演技や、オ・ジョンセ、イ・サンイ、ホ・ソンテらとのチームワークも大きな見どころです。
「現代版アベンジャーズみたい」「テンポが速くて飽きない」「パク・ボゴムの演技力1000％」など、韓国のコミュニティでも絶賛の声が相次いでいます。

現実感を高める“庶民的な車”ヒュンダイ・スタレックス

ドラマを見ていて多くの視聴者が注目したのが、警察車両として登場するヒュンダイ・スタレックス。派手なパトカーではなく、日常でもよく見かけるこの車が、逆にリアリティを高めています。スタレックスは1997年から2021年まで生産され、韓国では“国民バン”と呼ばれるほど多用途で親しまれてきました。
警察車両やスクールバス、救急車、さらには町のミニバスとしても活躍。韓国の生活に密着した存在であり、ドラマのリアリティや親近感を引き立てています。コミュニティでは「スタレックスが6人目のメンバー」「これぞ韓国警察ドラマの定番」といったコメントも多く見られます。

スタレックスの歴史と韓国社会での役割

スタレックスは2世代にわたり生産され、1世代目はヨーロッパ風デザインと広い積載スペース、多様なパワートレインで人気を博しました。2007年からは2世代目“グランドスタレックス”が登場し、さらに性能と快適性が向上。最大12人乗りやリムジン、キャンピングカー仕様など、実に多彩なバリエーションが存在しました。
韓国国内だけでなく、東南アジアや中東でもVIP車やレンタカー、救急車として採用されるなど、グローバルな人気を誇りました。2021年には後継モデルの“スタリア”が登場し、未来志向のデザインと機能性を受け継いでいます。

韓国コミュニティの反応とファンダムの熱気

韓国の主要コミュニティ（더쿠、네이트판、인스티즈、디시인사이드など）では、『グッドボーイ』に対する熱い反応が続いています。「パク・ボゴムの新しい一面が見られてうれしい」「キャラクター同士の掛け合いが面白い」「アクションと感情表現のバランスが絶妙」など肯定的な声が多数。
一方で、「スタレックスが主役級の存在感」「現実味があって共感できる」といった車に関するコメントも多く、韓国社会におけるスタレックスの特別な位置づけがうかがえます。

海外ファンが知っておきたい韓国ドラマ文化の背景

海外のKドラマファンにとって、スタレックスのような車が物語のリアリティや文化的背景を象徴している点は興味深いポイントです。韓国では、実用性や現実感を重視した演出が好まれ、ドラマの中でも日常に根ざした小道具や設定が共感を呼びます。
また、元メダリストたちが新たな人生に挑むというテーマは、韓国社会の競争や再出発の価値観とも重なり、多くの視聴者に勇気や感動を与えています。『グッドボーイ』は、そんな韓国社会の今を映し出す作品として、国内外で高い評価を受けています。

制作陣のこだわりと今後の展開

本作は『怪物』『ナビゲーター』などで知られるシム・ナヨン監督と、イ・デイル脚本家がタッグを組み、緻密なキャラクター描写とテンポの良い展開、そして迫力あるアクションが特徴です。
2025年6月現在、物語は中盤に差し掛かり、各キャラクターの過去や葛藤、チームワークの進化が描かれています。今後の展開や新たな事件、そしてユン・ドンジュとジ・ハンナの関係にも注目が集まっています。
皆さんもぜひ、この夏『グッドボーイ』をチェックして、韓国の“リアル”な青春とアクションの世界を体感してみてください！