パレードなしでも華やかに　北朝鮮72回目の勝利記念日

祭りの準備と静かなきらめき

平壌の街は七月下旬に鮮やかな旗や横断幕で彩られたが夜間の大規模な軍事パレードは行われなかった　朝鮮中央通信やKBSは華美な演出を控えた理由として今年が節目の十年単位に当たらない点に触れた

退役軍人への温かなまなざし

七月二十五日には全国から招かれた三百人以上の退役軍人が列車やバスで到着　党幹部や家族が駅で熱烈に迎えた　金正恩総書記は退役軍人一人ひとりに贈り物を手配し工場や学校での交流会も実施　ブログnsundayでは博物館訪問の写真が話題になった

文化パフォーマンスが主役に

青年中央芸術宣伝隊が青年中央会館で愛国歌や戦時歌謡を披露し若い観客を魅了　同時に美術展では敵軍の残虐行為を扱った作品が二万名を超える来場者の復讐心を煽った　nknewsやコリアタイムズは文化イベントに重きを置く変化を指摘しソフトパワー戦略かと分析

ブログ界とオンラインの反応

NaverやTistoryのブログでは退役軍人への敬意を称える声が多数上がる一方で大規模パレードの不在を残念がる意見も　nuacmailは勝利記念日の歴史的背景を詳解しks2008leeは全勝節から全勝革命記念日に至る名称変遷を考察　jjostonebirdは反米メッセージの抑制に注目しsansiblueは中国の盛大な行事との比較を展開　law2010は中国代表団の訪平に隠された外交的意図を議論するなどオンラインでは多角的な論評が飛び交っている