夜まで全国的に雨予報…韓国の梅雨とコミュニティのリアルな声

6月25日、韓国全国に雨—梅雨入りのリアル
みなさん、韓国の6月後半といえば梅雨の始まりって知っていましたか?2025年6月25日も例外ではなく、全国的に雨が降り続いています。特に首都圏や慶尚道(キョンサンド)では、朝から時間あたり10~20mmの強い雨が観測され、雷や突風を伴う地域もあるので注意が必要です。
最新の気象庁発表やニュース記事によると、雨は南部から徐々に止み始め、夜にはほとんどの地域で小康状態となる見込みです。ただし、江原道や忠清北道、京畿東部など一部地域では26日朝まで雨が続くそうです。
地域別の降水量と気温の傾向

今回の雨の予想降水量は、ソウル・仁川・京畿で20~60mm、江原道内陸や忠清北部、慶尚北部では5~30mm、南部や済州島は5~10mm程度となっています。
気温は朝の最低が18~22度、日中の最高が23~28度と、例年よりやや低め。雨の影響で蒸し暑さは控えめですが、湿度は高く、体感的にはジメジメしています。
この時期は梅雨前線の影響で天気が急変しやすいので、外出時は必ず最新の天気予報をチェックしましょう。
韓国コミュニティの反応—ポジティブとネガティブ両面
韓国のオンラインコミュニティ(더쿠、네이트판、인스티즈、네이버、다음、디시인사이드、에펨코리아など)では、雨に対するさまざまな声が飛び交っています。
ポジティブな意見としては「久しぶりに空気がきれい」「涼しくて過ごしやすい」という声が多く、特に黄砂やPM2.5が減ることを歓迎する投稿が目立ちます。一方で「通勤が大変」「洗濯物が乾かない」「カビが心配」といったネガティブなコメントも多く、梅雨の生活のリアルな悩みが垣間見えます。
梅雨時期の韓国文化—雨の日の過ごし方
梅雨の時期、韓国では雨の日ならではの文化が根付いています。例えば、雨の日は「チヂミ(전)」とマッコリ(막걸리)を食べるのが定番。雨音を聞きながら友人や家族とゆったり過ごす人が多いです。また、カフェや美術館、サウナ(찜질방)など屋内施設が人気スポットとなり、SNSには雨の日限定の風景やグルメ写真が多く投稿されます。
最近では、雨の日を楽しむためのアートプロジェクトやイベントも増加中です。
旅行者向けのアドバイス—雨の日の韓国を楽しむコツ
この時期に韓国を訪れるなら、折りたたみ傘と防水シューズは必須アイテム。また、急な大雨や落雷、道路の冠水にも注意が必要です。
屋外観光が難しい日は、伝統市場やカフェ巡り、美術館や博物館など、屋内で楽しめるスポットを活用しましょう。地元の人々は雨の日を逆にチャンスと捉え、普段混雑する人気店へ足を運ぶことも多いです。
最新ニュース&ブログまとめ—2025年の梅雨の特徴
2025年の梅雨は例年通り6月下旬から7月下旬まで続く見込みで、気象庁や主要メディア(연합뉴스、MBC、KBS、동아일보、NATEニュースなど)も連日天気情報を発信中。
ネイバーブログやティストリーブログでは、今年はエルニーニョやラニーニャの影響が少なく、例年通りの雨量と予想されています。
ブロガーたちは「湿気対策に除湿機を活用しよう」「停電や冠水に備えて非常用品を準備しよう」といった生活アドバイスや、雨の日のおすすめスポット、グルメ情報などを積極的に発信しています。
コミュニティ代表コメント—韓国人の本音
ポジティブ:「雨のおかげで空気が澄んで気持ちいい」(네이버ブログ)「チヂミとマッコリの季節到来!」(인스티즈)
ネガティブ:「通勤が地獄…」「また傘をなくした」(더쿠)「洗濯物が乾かなくて困る」(다음)
ミックス:「雨は嫌だけど、黄砂がないのは嬉しい」「カビ対策が大変だけど、涼しいのは助かる」(에펨코리아)
まとめ—韓国の梅雨を知れば旅も生活ももっと楽しくなる
韓国の梅雨は単なる天気の変化以上に、文化や生活、コミュニティのつながりを感じられる時期です。ちょっとした準備と現地の知恵を活かせば、雨の日も特別な思い出になります。次に韓国を訪れる際は、ぜひ梅雨の風物詩やローカルの楽しみ方も体験してみてください。