ロンストーン(イワーク)はなぜゲームで“弱キャラ”扱い?見た目と実力のギャップに迫る!

圧倒的なビジュアル!ロンストーンの初登場インパクト
皆さん、初めてロンストーン(イワーク)を見た時のこと覚えていますか?巨大な岩が連なったヘビのような姿、ジムリーダー・タケシの切り札として登場し、子ども心に“絶対強い!”と思わせる圧倒的な存在感。アニメやゲームでもそのビジュアルはインパクト抜群で、初代ポケモンの象徴的な一体として語り継がれています。
種族値の現実…ロンストーンはなぜこんなに弱い?

実はロンストーンの種族値合計はたったの385。HPは35でポッポより低く、攻撃も45とコラッタ以下。防御こそ160と高いですが、他の能力値があまりに低すぎてバトルではほとんど活躍できません。特に特殊攻撃や水・草タイプには一撃で倒されることも多く、ジムリーダーのエースとは思えない性能です。
開発の裏側:なぜタケシのエースが弱かったのか?
なぜジムリーダーの切り札がこんなに弱いのか?一説には、初代のタケシが最初のジムリーダーで、初心者でもクリアしやすいように意図的に弱く設定されたと言われています。しかし、2番目のジムリーダー・カスミのエースであるスターミーは種族値520と圧倒的な強さ。このアンバランスさは、今もファンの間で議論やネタにされ続けています。
進化で救済?ハガネール登場とロンストーンの立ち位置
第二世代でロンストーンはハガネールに進化できるようになり、合計種族値も大幅アップ。ハガネールは防御力がさらに高く、PvPやレイドバトルでも活躍の場が広がりました。とはいえ、ロンストーン自体は“進化素材”扱いされることが多く、バトルで主役になることはほとんどありません。
コミュニティの反応:ネタキャラ化と意外な愛され方
韓国や日本のポケモンコミュニティ(더쿠、네이트판、ディシインサイド、エフエムコリアなど)では、“見た目詐欺”“がっかりエース”としてロンストーンをいじる声が多いです。『昔はロンストーンにビビったけど、実際戦うと弱すぎて拍子抜け』『コラッタより攻撃が低いとか泣ける』などのコメントが目立ちます。一方で、“逆にこのギャップが可愛い”“弱いけど思い出深い”といった愛着を持つファンも多く、イラストやグッズで応援する動きも見られます。
文化的背景:ロンストーンが象徴する“見た目と中身のギャップ”
ロンストーンのデザインは、日本や韓国で古くから語られる“巨大な岩蛇”や“地霊”のイメージが元になっています。見た目は強そうなのに実際は弱い…というギャップは、ポケモン世界の“油断大敵”“外見で判断するな”というメッセージとも重なります。こうした文化的な背景も、ロンストーンが長年ネタにされつつも愛され続ける理由の一つです。
2025年最新:ロンストーンの現状と今後の期待は?
2025年現在も、ロンストーンの種族値やバトル性能に大きな変化はありません。新作『Pokémon Champions』やポケモンGOのイベントでも、ロンストーンは主役になることは少ないですが、進化先のハガネールやジムリーダー・タケシの象徴として根強い人気を誇ります。コミュニティデイの投票対象になることもあり、“今度こそ強化されてほしい!”というファンの声も絶えません。
まとめ:ロンストーンは“弱い”けど、やっぱり特別な存在
ロンストーンは、見た目と実力のギャップが最大の魅力。バトルでは頼りにならなくても、初代ポケモンの思い出や、ジムリーダー・タケシの象徴として、今も多くのファンに愛され続けています。“弱いからこそ応援したくなる”――そんなロンストーンの存在は、ポケモン文化の奥深さとファンダムの温かさを象徴しています。