世界でEV旋風!販売33%急増、中国・欧州が牽引、韓国も快進撃

2025年、世界のEV市場はどこまで伸びた?
皆さんは2025年上半期だけで世界中で773万台もの電気自動車(BEV・PHEV)が売れたことをご存知ですか?前年同期比で33.6%も増加し、まさに電動化の波が止まりません。特にBEV(バッテリー式電気自動車)は502万台、PHEV(プラグインハイブリッド)は272万台と、どちらも大幅な成長を記録。新車市場全体でのEVシェアも20%近くに迫る勢いです。
この驚異的な成長の背景には、各国の政策、技術革新、そして消費者の意識変化があり、今やEVは一部のマニアだけのものではなく、世界中の誰もが選ぶ時代になっています。
中国:圧倒的なリーダーシップと価格競争

中国は2025年1~5月だけで522万台のEVを販売し、前年比41.1%の成長を達成。世界シェアの40%を占める圧倒的な存在感です。政府の購入税減免や古い車の買い替え支援、BYDやNIOなど新興メーカーの価格競争も成長を後押ししています。
中国のSNSやフォーラムでは「充電ステーション渋滞」や「新型モデルの乗り比べ」など、リアルな日常の声が飛び交い、EVが生活の一部として根付いていることが分かります。
また、韓国コミュニティでも中国EVの進出や性能比較が話題になり、BYDの韓国市場参入目標(1万台)に対して「韓国ブランドの品質が上」「中国勢のコスパは魅力」など賛否両論が見られます。
ヨーロッパ:成長と課題、そしてコミュニティの熱気
ヨーロッパでも2025年Q1だけでEV販売は22%増加、BEVは27%増、PHEVも10%増。ドイツ、イタリア、イギリスが特に好調で、イギリスでは初めて月間10万台を突破しました。新車の4台に1台がEVという国も珍しくありません。
一方、フランスでは補助金制度の変更や社会リース制度の影響で販売が減少。コミュニティでは「充電インフラの地域格差」「補助金の公平性」「中国車の台頭」などが熱く議論されています。Redditや現地フォーラムでは「長距離ドライブの実体験」や「最新モデルのレビュー」も人気です。
韓国:47%成長の快進撃と独自のカルチャー
韓国のEV市場も2025年上半期に47%増と急成長。現代自動車や起亜自動車が新型EVや米国現地生産で存在感を強めています。政府は1,000億円超の投資で充電インフラや購入補助を拡充。
ネイバーやダウム、ティストリーなどのブログやコミュニティでは「新型EVの走行レビュー」「地方での充電体験」「バッテリー安全性への不安」など、リアルな声が溢れています。最近のバッテリー火災問題では「地下駐車場での充電制限」に賛否が分かれ、「安全対策を強化すべき」「不便すぎる」といった意見が交錯。
また、BYDの韓国進出に対して「韓国ブランドを守れ」「中国車のコスパは脅威」といったコメントも目立ちます。
コミュニティの反応:熱狂と不安、そしてリアルな日常
韓国のディシインサイド、エフエムコリア、PGR21などの掲示板では「EV割引で初購入!」「冬場の航続距離が不安」「補助金は金持ち優遇?」など多彩な声が見られます。インスティズやザクーでは「最新EVのデザインがカッコいい」「友達もEVに乗り換えた」など若者のポジティブな反応も。
一方で「充電渋滞」「バッテリー火災」「補助金の不公平感」など課題も議論され、EV社会のリアルな一面が浮き彫りに。ブログでは「地方の充電インフラ不足」「都心のEV専用駐車場争奪戦」など、日常のちょっとしたストレスや工夫も共有されています。
海外ファン必見!韓国EVカルチャーの裏側
韓国のEVブームは単なる流行ではなく、産業競争力や環境意識、そして「国産ブランドへの誇り」が根底にあります。現代・起亜のグローバル躍進は、韓国社会にとって大きな自信と希望の象徴。
また、コミュニティ文化が活発で、良い点も悪い点もオープンに語られるのが特徴。海外ファンが韓国EV市場を理解するには「消費者のリアルな声」「社会的な議論」「ブランドへの愛着」など、ネットカルチャーの背景を知ることが不可欠です。
未来展望:EVはどこまで進化する?
専門家は2025年末までに世界のEV販売が2,000万台を超え、市場シェアが25%に達すると予測。中国のリードは続くものの、欧州・韓国も急速に追い上げています。
電気代高騰やバッテリー供給、政策の不透明さなど課題も多いですが、コミュニティの知恵や企業の技術革新が新たな道を切り開くでしょう。
皆さんも次のクルマ選びでEVを検討してみてはいかがでしょうか?世界中で巻き起こるEV旋風、その中心にはリアルな生活とネットカルチャーが共存しています。