FNセジョンがPMRC 2025で3回のチキン獲得、96ポイントの猛攻でPUBGモバイルワールドカップ出場目前に

PMRC 2025シーズン1の概要とFNセジョンの活躍
2025年6月14日から15日にかけて開催された『バトルグラウンドモバイルライバルズカップ(PMRC)2025シーズン1』は、韓国と日本のトッププロリーグチームが国の名誉をかけて対戦する大会です。FNセジョンは初日に96ポイント、3回のチキン獲得を達成し、圧倒的なパフォーマンスで中間首位に立ちました。
PMRC 2025シーズン1の大会構成と意義

本大会は韓国と日本からそれぞれ8チーム、計16チームが出場し、2日間で計12試合(1日6試合)を戦います。使用マップはサノック、エランゲル(3回)、ミラマー(2回)で構成されており、優勝チームには2025年7月にサウジアラビア・リヤドで開催されるPUBGモバイルワールドカップ(PMWC)への出場権が与えられます。
FNセジョンの試合ごとの詳細な戦況
初戦のサノックマップでは9ポイントを獲得し、序盤から積極的に攻めつつ、GNLイースポーツなどの強豪を相手にキルを重ねてトップ4入りを果たしました。2戦目のエランゲルでは、FINAL選手(チョン・ミンジュン)が1対3の劣勢を跳ね返し14キルを記録するワンマンショーでチキン獲得。チームの士気を大いに高めました。
主要選手の活躍とチームの連携
FINAL選手は4キル463ダメージ、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたHOXY(キム・ソンファン)は3キル739ダメージを記録。PORICO(キム・シヒョン)とTRI(クァク・ドンヒョン)もそれぞれ4キル324ダメージ、3キル255ダメージと安定した活躍を見せ、チーム全体のバランスの良さが際立ちました。
勢いを維持し続けた戦略的プレイ
3戦目では序盤にTRIとPORICOを失う苦しい展開もありましたが、HOXYとFINALが中心となり後半にポイントを積み重ねました。縮小する安全地帯を巧みに利用し、敵同士の交戦をチャンスに変えてキルを重ね、チームのリードを確固たるものにしました。
PMWC 2025への影響と韓国eスポーツの展望
初日を終えて2位に34ポイント差をつけたFNセジョンは、PMWC出場に大きく前進。日本のQXチームとの差も広がり、韓国勢が世界大会で複数チーム出場の可能性が高まっています。DRX(韓国)やKeynotrop Gaming(日本)がすでにPMWC出場を決めている中、PMRCの2日目の結果が最後の枠を決定します。
コミュニティとファンの反応
韓国のネイバーやティストーリーなどのeスポーツコミュニティでは、FNセジョンの積極的かつ連携の取れたプレイが称賛され、FINALやHOXYの劇的な活躍が特に話題となっています。ファンはチームの戦略的深さと団結力を高く評価し、今後の活躍に期待を寄せています。
文化的背景とモバイルeスポーツの重要性
PMRCは韓国と日本におけるモバイルゲームの人気と競技レベルの高さを象徴する大会です。チキン獲得(勝利)やキルポイントの重要性を理解することで、試合の緊張感や戦術の奥深さがより分かります。この大会はPMWCやPMGCといった世界的な舞台への登竜門としても機能しています。
まとめと今後の展望
FNセジョンの初日の圧倒的なパフォーマンスは、6月15日の最終日に向けて期待が高まる内容でした。PUBG MOBILE Esports KRの公式YouTubeやTikTok、ネイバーeスポーツでのライブ配信を通じて、世界中のファンが熱戦を見守ります。チームの成功は国際舞台での活躍だけでなく、韓国のeスポーツシーンの盛り上がりにも大きく貢献しています。