崔輝英文体部長官候補者が247億ウォンの資産申告でネット騒然!ネイバー株だけで78億ウォン保有の衝撃

Jul 18, 2025
政治
崔輝英文体部長官候補者が247億ウォンの資産申告でネット騒然!ネイバー株だけで78億ウォン保有の衝撃

IT界の大物が文化長官に?崔輝英候補者の驚きの資産申告

皆さんは知っていましたか?韓国の新しい文化体育観光部長官候補者が、なんと247億ウォン(約180億円)もの資産を申告したことを!李在明政府初の文化体育観光部長官に指名された崔輝英候補者(61歳)が、7月17日に国会に提出した人事聴聞要請案で発表された資産規模は、韓国社会に大きな衝撃を与えています。

崔候補者は本人名義の資産として187億8899万ウォンを申告しており、この中には京畿道安養市のアパート4億7500万ウォン(配偶者と共同名義)、江原道平昌の連立住宅3億1000万ウォン、預金16億8707万ウォン、そして何より注目すべき142億6451万ウォンの証券が含まれています。IT業界で活躍してきた崔候補者の経歴を考えると、この資産規模は決して意外ではありませんが、文化部門の長官候補者としては異例の富豪ぶりと言えるでしょう。

特に興味深いのは、崔候補者が保有する株式の内訳です。ネイバー株式が78億6577万ウォン、自身が共同代表を務めていたノルユニバースが60億2868万ウォン、そして彼が設立した音楽会社である들국화컴퍼니が2億1402万ウォンなど、まさに彼のキャリアを反映した投資ポートフォリオとなっています。

家族の資産も話題に:31歳長男の17億ウォンが物議

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崔候補者の資産申告で特に注目を集めているのが、家族の資産状況です。配偶者は27億5591万ウォン、そして1994年生まれの長男(31歳)が17億5785万ウォンもの資産を保有していることが明らかになりました。この長男の資産には、京畿道龍仁市の住宅2億8800万ウォンと近隣生活施設1億5051万ウォン、同じく龍仁市の土地6億5662万ウォン、預金4億8385万ウォンが含まれています。

国民の力の陳鍾五議員は「社会人になったばかりの長男が17億ウォンの資産を持っているのは、常識的に受け入れがたい」と指摘し、人事聴聞会でこの点について徹底的に検証すると発表しました。韓国のネットユーザーたちも、30代前半でこれほどの資産を蓄積できるのかという疑問を投げかけており、資産形成の経路や合法性について関心が高まっています。

一方、1992年生まれの長女も6億8998万ウォンの資産を申告しており、このうち4億1702万ウォンが証券投資となっています。家族全体の資産申告額を見ると、崔候補者一家の経済力の高さが際立っており、これが文化政策運営にどのような影響を与えるかも注目されています。

ネイバーから観光プラットフォームまで:崔候補者の華麗な経歴

崔輝英候補者の経歴を振り返ると、まさに韓国のIT業界とともに成長してきた人物であることがわかります。1964年釜山生まれの崔候補者は、慶星高等学校と西江大学校英語英文学科を卒業後、1991年から聯合ニュースとYTNで記者として活動しました。ジャーナリストとしての10年間の経験は、後の事業展開において貴重な資産となったことでしょう。

2000年にYahoo Koreaに入社し、2002年からはネイバーの前身であるNHNに移籍しました。2007年から2009年まではNHNの代表取締役社長を務め、ネイバーの急成長期を牽引した立役者の一人として知られています。この時期は韓国のインターネット産業が爆発的に成長した時代であり、崔候補者はその中心にいたのです。

2016年には個人化された旅行プラットフォーム「トリプル」を創業し、旅行業界に新たな風を吹き込みました。そして2022年にはインターパーク代表取締役に就任し、ヤノルジャプラットフォームとの合併を主導。昨年誕生した合併企業「ノルユニバース」の共同代表として、韓国の観光・レジャー業界に革新をもたらしてきました。軍歴についても、1985年4月に空軍に入隊し、1988年1月に兵長で満期除隊しており、きちんと兵役義務を果たしています。

青い服にテスラで出勤:型破りな長官候補者の日常

崔候補者の人柄を象徴するエピソードとして、7月14日の初出勤時の様子が話題になりました。彼は運動靴にジーンズ、ネクタイを締めない格好で、自らテスラ車を運転して国立現代美術館ソウル館に設置された人事聴聞会準備団事務室に出勤したのです。この型破りな姿は、従来の政府官僚とは一線を画する彼の性格を如実に表しています。

記者たちとの出勤インタビューで、崔候補者は「重責を担うことになり、重い責任感を感じている」と述べながらも、「これまでとは少し異なる視角と観点で文化政策を点検したい」と抱負を語りました。特に「迫り来るAI時代に備えて、文化芸術、体育、観光等の諸分野がきちんと準備しているかも点検する」と述べ、テクノロジーバックグラウンドを活かした新しい文化政策への意欲を示しました。

IT・観光分野の専門家である崔候補者の文体部長官指名について、文化芸術界では「意外な人事」という反応の中で、専門性への懸念も表明されています。しかし、彼は「詳しい話は聴聞会でお話しします」と控えめな姿勢を見せており、正式な場での説明を約束しています。

K-Culture 300兆ウォン時代の新しいCEO:期待と懸念が交錯

大統領室は崔候補者の指名理由について、「記者とオンラインポータル代表、旅行プラットフォーム創業者など多様な分野の経歴と経験を保有している」と説明し、「民間出身の専門性と参新性を基盤に、K-Culture市場300兆ウォン時代を開こうとする大統領の構想を現実化する文体部観光分野の新しいCEO」と紹介しました。

これは李在明政府の文化政策の核心的な方向性を示すものです。従来の公務員出身の長官とは異なり、民間企業で実績を積んだ経営者を起用することで、K-Cultureの世界的な拡散と観光産業の革新を同時に追求しようとする戦略的な人事と解釈されています。特に、韓国の文化コンテンツが世界的な人気を博している現在、その成功を持続可能な産業として発展させるには、崔候補者のような民間経験豊富な人材が必要だという判断が働いたものと見られます。

観光業界では崔候補者の指名を歓迎する声が高まっています。彼がトリプルやノルユニバースで培った経験は、コロナ19以降の観光業界復興に大きく貢献できると期待されているからです。特に、デジタル技術を活用した観光サービスの革新や、個人化されたマーケティング手法の導入などは、韓国観光業界の競争力強化に直結する部分です。

ネットユーザーの反応:賛否両論が激しく対立

崔候補者の指名に対する韓国ネットユーザーの反応は、まさに賛否両論に分かれています。DCインサイドやネイト板などの主要コミュニティでは、連日激しい議論が繰り広げられています。肯定的な意見としては、「やっと民間出身の革新的なCEOが政府に入った」「IT専門家が文化政策を担当すれば、デジタル時代に適合した政策が期待できる」「観光業界の専門家が長官になれば、業界の現実的な問題を解決できる」といった声が上がっています。

一方、否定的な意見も少なくありません。「200億ウォンを超える資産を持つ富豪が文化政策を担当するのは適切ではない」「文化芸術に対する理解が不足している」「ビジネス重視の思考が文化の公共性を毀損する可能性がある」などの懸念が表明されています。特に、文化芸術界の従事者たちは、利益追求を重視する企業経営者的な思考が、文化政策の本質的な価値を見落とす可能性があると心配しています。

また、崔候補者の息子の17億ウォン資産については、ネットユーザーたちの間で「金のスプーン論議」が再燃しています。「30代前半で17億ウォンの資産を持つのは現実的ではない」「資産形成の過程が透明でない」といった批判的な声が相次いでいます。人事聴聞会では、この部分について詳細な説明が求められることは確実です。

今後の展望:文化政策の新しいパラダイム転換なるか

崔輝英候補者の人事聴聞会は、韓国の文化政策の未来を占う重要な分岐点となりそうです。彼が掲げる「AI時代に備えた文化政策の点検」「異なる視角での文化政策推進」といったビジョンが、実際にどのような具体的な政策として具現化されるかが最大の関心事です。

特に注目すべきは、彼のテクノロジーバックグラウンドが文化コンテンツの海外進出にどのような影響を与えるかという点です。ネイバーでの経験を活かした デジタルプラットフォーム戦略や、ノルユニバースで培った観光マーケティング手法が、K-Cultureの世界的な拡散にどのように貢献できるかに期待が集まっています。

しかし、課題も少なくありません。まず、利益相反問題の解決です。ネイバーとノルユニバースの大株主である崔候補者が、文化政策を担当する際の公正性をどのように担保するかが重要な課題となります。また、伝統文化芸術界との소통も大きな課題です。ビジネス重視の思考と、文化芸術の公共性・創造性を重視する価値観の간의 균형を如何に取るかが、彼の成功を左右する重要な要素となるでしょう。人事聴聞会を通じて、これらの疑問に対する明確な答えが提示されることを期待しています。

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