トロット歌手の家と勘違いしストーキング…元女性警官が再び逮捕、韓国社会に衝撃

深夜の騒動:再逮捕が韓国社会を揺るがす
皆さんは知っていますか?2025年6月、ソウルで元女性警官A氏が、トロット歌手の自宅と勘違いした一般家庭を深夜に何度も訪れ、ドアを叩いたりインターホンを鳴らしたりして警察に逮捕されました。警察が駆けつけて警告したにもかかわらず、A氏は再び現場に戻り、ドアに耳を当てて中の様子をうかがうなど執拗な行動を続けていたのです。この事件はTV Chosunなど韓国主要メディアやブログで大きく報じられ、ストーカー問題と有名人のプライバシーをめぐる議論を再燃させました。
元警官からストーカーへ:驚きの経歴

A氏は2025年2月に警察を懲戒免職された元警官。2024年7月から、好きなトロット歌手の家と勘違いして一般家庭に不法侵入や虚偽通報を繰り返していました。昨年4月には警察内部ネットワークを不正利用し歌手の住所を調べたことも判明。虚偽通報は「人が閉じ込められている」「性犯罪が起きている」など230件以上に及び、2024年12月に接近禁止命令が出されましたが、2025年3月に解除後、再びストーキング行為を再開。警察は再度接近禁止を申請し、A氏は決定前に再び現場に現れ逮捕されました。
韓国コミュニティの反応:驚きと怒り
더쿠、네이트판、인스티즈、네이버、다음、디시인사이드、에펨코리아、PGR21などの韓国主要コミュニティでは、「元警官がここまでやるとは」「一般人の恐怖が想像できない」「サセン文化の限界」など驚きと怒りの声が多数。被害者への同情や、ストーカーへの厳罰化を求める意見が多い一方、加害者の精神的ケアの必要性を指摘する声も見られました。警察内部の情報流出や職権乱用の深刻さも議論されています。
被害者の日常:恐怖とストレスの連続
実際の住民は、歌手と似た名前だったことから標的にされ、最初は軽いノックだったものが次第に激しくなり、夜中も安心して眠れない日々が続いたと証言しています。警察や裁判所の対応にも限界があり、韓国の現行ストーカー規制法の不十分さや、一般市民が有名人と間違われて巻き込まれるリスクが浮き彫りになりました。
文化的背景:韓国ファンダムの光と影
韓国のファンダム文化は世界的にも熱狂的ですが、サセン(過激な私生活侵害ファン)問題も深刻です。今回の事件は加害者が元警官という点でも異例で、ファン・犯罪者・公権力という三重の立場が交錯。警察の責任や接近禁止命令の実効性、精神疾患への社会的サポートの必要性が改めて問われています。
法的・社会的波紋:今後の展開は?
2025年6月現在、警察はA氏に対しストーカー規制法違反、不法侵入、虚偽通報、職権乱用などで逮捕状請求を検討中。専門家や法律家からは警察官採用時の適性検査強化や、ストーカー被害者支援制度の拡充を求める声が上がっています。今後の裁判の行方や、社会の意識変化にも注目が集まっています。
メディア・ブログの分析:多角的な議論
この事件は韓国メディアのトップニュースとなり、ネイバーやティストリーの人気ブログでも心理的背景や社会的影響を分析する記事が多数。ファンと有名人の距離感、被害者・加害者双方への共感、警察組織の透明性など多様な観点から議論が続いています。
海外ファン視点:グローバルな警鐘
K-POPやトロットの海外ファンも事件を注視しており、「推しの安全は大丈夫か」「日本でも同様の事件が起きる可能性は?」といった声がSNSで拡散。ファンダムの熱狂と暴走の境界、ファンと社会全体の責任について、グローバルな視点からも警鐘が鳴らされています。
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