LAレイカーズ売却が示すスポーツビジネス新時代：歴代最高額TOP10から読み解く世界の潮流

Jun 25, 2025

スポーツ

LAレイカーズ売却の衝撃：史上最高額の舞台裏

みなさんご存知でしたか？2025年6月、NBAの名門ロサンゼルス・レイカーズが、マーク・ウォルター氏率いるTWGグローバルに約100億ドル（約1.5兆円）で売却されました。この金額は、アメリカだけでなく世界中のプロスポーツチーム売却額としても史上最高額。1979年にジェリー・バス氏が約67.5百万ドルで買収してから、46年で150倍以上に価値が跳ね上がったことになります。売却後もジーニー・バス氏が運営に残ることで、伝統と新時代の融合が図られています。

歴代TOP10：スポーツチーム高額売却ランキング

2025年6月時点の最新ランキングを見てみましょう。
1位：LAレイカーズ（NBA、2025年）約1.5兆円
2位：ボストン・セルティックス（NBA、2025年）約8,330億円
3位：ワシントン・コマンダーズ（NFL、2023年）約8,290億円
4位：デンバー・ブロンコス（NFL、2022年）約6,360億円
5位：フェニックス・サンズ（NBA、2023年）約5,470億円
6位：ダラス・マーベリックス（NBA、2023年）約4,740億円
7位：シャーロット・ホーネッツ（NBA、2023年）約4,100億円
8位：ニューヨーク・メッツ（MLB、2020年）約3,280億円
9位：ブルックリン・ネッツ（NBA、2019年）約3,220億円
10位：キャロライナ・パンサーズ（NFL、2017年）約3,120億円
このランキングからも、NBAとNFLの人気・市場規模が圧倒的であることがわかります。

なぜここまで高騰？スポーツチームの資産価値の秘密

レイカーズのようなチームがここまで高額で取引される理由は、単なるスポーツの枠を超えたブランド力と投資価値にあります。
- 巨額の放映権契約（NBAは新たに約10兆円規模の放映権契約を締結）
- グローバルなファンベースとデジタルメディアの発展
- スポンサーシップやマーチャンダイジングによる収益多様化
また、近年はPEファンドや海外投資家の参入も加速し、チームが「金融商品」としても扱われる時代になっています。
noteやNaverブログでも「伝統と資本のせめぎ合い」「ファン文化と投資効率のバランス」が議論されています。

韓国・日本コミュニティの反応：驚きと期待、そして不安

韓国のNaverやDaum、インスティズ、DCInside、日本のnoteやTwitterでも、レイカーズ売却への反応はさまざま。「これぞグローバルビジネス」「スポーツが資産運用の対象に」といった驚きの声が多い一方、「ファンの声は届くのか」「伝統が失われるのでは」という不安も。TistoryやNaverブログでは「資本主義の波に揺れるスポーツ界」「オーナー交代がストーリーになる時代」といった分析も目立ちます。

文化的インサイト：スポーツチームは“ブランド”へ

レイカーズやセルティックスのようなチームは、もはやただのスポーツ団体ではありません。映画、音楽、ファッション、eスポーツなど多様なカルチャーと結びつき、世界中の若者にとって“憧れ”や“アイコン”となっています。特に韓国や日本では、K-POPやアニメと同様に、NBAやNFLのチームロゴがファッションアイテムとしても人気。グローバルなデジタル時代において、スポーツチームの価値はますます高まっています。

今後の展望：次なる“超高額売却”はどこか？

専門家やファンの間では「次はウォリアーズやニックス、NFLのカウボーイズがターゲットになるのでは？」との予測も。アメリカだけでなく、ヨーロッパサッカーやアジアのプロリーグでも、今後はさらに大規模な売却・投資が進む可能性があります。
一方で「地元ファンとの距離感」「伝統と革新のバランス」が今後の大きな課題となるでしょう。