Kリーグ大混乱！チョン・ソンフン性犯罪疑惑とキム・ジンヤ移籍騒動、なぜ大田ハナは強行したのか？

衝撃のトレード劇、Kリーグを揺るがす大田ハナとFCソウル

みなさんは知っていましたか？2025年6月、Kリーグ1の大田ハナシティズンとFCソウルの間で進行していた選手トレードが、前代未聞のスキャンダルに発展しました。大田はFWチョン・ソンフンを放出し、FCソウルのDFキム・ジンヤを迎える1対1のトレードを合意。しかし、メディカルチェックを残すのみとなった直前、チョン・ソンフンが強制わいせつや性的暴行、違法撮影などの疑いで警察の捜査を受けていることが判明。これによりトレードは即座に中断され、キム・ジンヤのみが大田ハナに加入するという異例の事態となりました。

チョン・ソンフンの主張と法的攻防

チョン・ソンフンは疑惑を全面否定し、逆に自分を告発した女性を虚偽告訴・恐喝未遂・ストーキング・名誉毀損で逆告訴しました。彼によると、女性は高額な現金や高級品を要求し、応じなかったために告訴したと主張。警察は両者から事情聴取を行い、証拠としてやりとりしたメッセージや録音も提出されています。チョンは「明白な証拠があるので、捜査結果はすぐに出るはず」と自信を見せていますが、世論の目は厳しく、移籍の行方も不透明なままです。

大田ハナの対応、透明性欠如が批判の的に

最も大きな問題は、大田ハナがこの疑惑を事前に把握していた点です。4月にソウル江南警察署に告訴状が提出され、5月23日にはチョンが警察で事情聴取を受けていました。しかしクラブはこの事実をKリーグやFCソウルに報告せず、むしろチョンの足首の怪我だけを共有。問題発覚後も公式な謝罪や説明はなく、リーグ内外から「隠蔽・欺瞞」「信頼を裏切る行為」と非難が集中しています。

コミュニティの反応：怒り、失望、そして疑問

韓国の主要サッカーフォーラム（ディシインサイド、FMコリア、PGR21など）やNAVER・Daumブログでは、この件に関する議論が白熱。『リーグの信頼を一つのトレードのために壊すのか』『もし知ってて進めたなら大問題だ』など厳しい声が多数。逆に、被害を受けたFCソウルやキム・ジンヤへの同情、クラブへの説明責任を求める意見も多く見られます。

韓国サッカー文化とスキャンダルの重み

海外ファンが知っておくべき背景として、韓国ではプロクラブの倫理意識が非常に重視され、特に性犯罪やその隠蔽疑惑には社会全体が敏感です。SNSや掲示板での世論がクラブ運営やリーグ運営に直接影響を与えることも珍しくありません。今回の事件は、単なる移籍トラブルを超え、Kリーグ全体の信頼性や透明性が問われる事態となっています。

今後の展開とKリーグの信頼回復は？

2025年6月23日現在、キム・ジンヤは既に大田ハナでデビューを果たしたものの、チームは混乱の中で成績も伸び悩み。チョン・ソンフンの移籍は警察の捜査結果待ちで凍結状態、FCソウルは補強計画の見直しを迫られています。Kリーグはこのスキャンダルをどう乗り越えるのか、ファンやメディアは今後の対応を厳しく見守っています。